【お金と時間の無駄】一級建築士の資格学校には通う必要なし!メリットとデメリットを紹介

こんにちは。あいです。

一級建築士試験、私は学科試験は独学で一発合格、製図試験は資格学校に通って不合格となりました。

この経験も踏まえて、この記事では資格学校のメリットとデメリットを紹介した上で資格学校が不要なことを解説します。

※この記事は大手資格学校二社(N学院とS資格)を想定しています。

資格学校に通う2つのメリット

まずはメリットについて紹介します。

①勉強資料の配布してもらえる

一級建築士試験に関連する教材は市販でもたくさん売られており、どれを選べばよいのか悩みます。

そんな中、勝手に資料を用意してもらえるのは助かります。

補足ですが、別に資格学校の勉強資料がなくても合格できます。

私が実際に利用して合格できた教材は以下の記事で紹介しています。

⇒一級建築士学科試験を独学で合格できる教材教えます!

②勉強スケジュールを用意してもらえる

初受験だと特に、どう勉強を進めていけば良いのか困ることは多々あると思います。

勉強カリキュラムを用意してもらえるのはやることが明確になって確かに助かります。

というわけで私が代わりに作成したので以下の記事をご参照ください。

⇒一級建築士学科試験の独学勉強スケジュールを作成しました!

資格学校に通う4つのデメリット

この章では、資格学校のデメリットについて解説します。

①受講料が高すぎる

高いです。ぼったくりです。

・S資格
2年間コース(1級建築士パーフェクト合格必勝コース):1,550,000円+税
1年間コース(1級建築士ストレート合格必勝コース):1,250,000円+税
製図のみ(1級建築士設計製図 完全合格対策コース):915,000円+税
・N学院
2年間コース(学科スーパー本科コース+設計製図入学特典):990,000円+税
1年間コース(学科本科コース+設計製図本科コース):1,150,000+税
製図のみ(設計製図本科コース):450,000+税

どちらの資格学校でも学科試験から受講すれば約100万円は超えます。

100万円がどのくらいの金額なのかイメージできない方に向けて参考までに、私が新卒で月給220,000円の企業でそこそこ残業していて、食費や家賃などの生活費を除いた自由に使えるお金が年収でだいたい100万円くらいです。

もっと端的に言うと、新卒の若手が一年間働いた給料を全て貯金に回して得られる金額が約100万円です。

こんな金額の商品をまだ働いてもいない学生に売りつける資格学校、それを黙認する大学や専門学校、関係者全員グルの悪徳商法みたいなものですよこんなの。

もちろんですが、不合格の場合また来年受講料を払う必要があります。ふざけてますね。

②資格学校への移動時間が無駄

自宅の近くに資格学校があれば良いのですが、資格学校は基本的に街中にあるため、田舎から通おうと思うとそれだけでかなりの時間を要します。

私の会社の先輩は車で片道約1時間30分かけて通っていました。往復だと約3時間です。その時間も勉強に費やした方がまっとうだと思います。

(ちなみにこの先輩は2回目の受験で無事合格されました。好きな先輩だったので良かったです。)

③勉強効率が悪い

まず映像講義について、勉強効率が最悪です。

テキストを読めば容易に分かるようなことも無駄に間を取ったりしながら説明するので時間の無駄そのものです。

そして講義の進め方について、メリットに「勉強スケジュールを用意してもらえる」と書きましたが、資格学校は各生徒の得意不得意に関わらず機械的に講義を進めるので勉強効率は悪いです。

学科試験では足切り点数が科目ごとに用意されていることもあり、得意な科目と苦手な科目を同じように勉強するのはおすすめできません。

④営業が鬱陶しい

資格学校に入っていないときはひたすら勧誘電話をかけてきて鬱陶しい営業ですが、入校してからも要所ごとに顔を出してきて鬱陶しいです。

「〇〇さん、お勉強の調子はいかがですか?」「私にできることならなんでも相談してください」「〇〇さんならきっと合格できると信じてます!」等々、実際には何もしてくれない営業の発言はかなりストレスです。

ただでさえ勉強でストレスが溜まるのに、営業からも逆撫でされてたら溜まったものではないです。

資格学校のメリットとデメリットのまとめ

本記事では、資格学校のメリットとデメリットについて解説しました。

私は資格学校否定派のため露骨にデメリットを強調しましたが、資格学校に通うことを全面否定しているわけではありません。

ただ、「良く分からないけど一級建築士は資格学校に通わないとなれないと聞いたから」と安易に考えず、この記事を読んで本当に自分に合ったやり方を検討していただければ幸いです。

それでは。