【受験者必見!】一級建築士試験の申し込み方法を解説します!

こんにちは。あいです。

一級建築士試験の申し込みは難しい作業ではありませんが、申請時期が短く、特に初めて受験する方にとっては神経を使う作業です。

また、学科試験を独学で受験される方は全て自分で調べて準備しなければいけません。

この記事では、なるべく分かりやすく一級建築士試験の申込方法について解説します。

※詳細は年によって異なるため、実際に受験する際は公益財団法人建築技術教育普及センター」のHPで日時詳細等を必ず確認してください。

2021年(令和3年)の申し込みスケジュール

公益財団法人建築技術教育普及センターで公表されている申し込みスケジュールを記載しています。

※2020年(令和2年)より、実務の経験が「免許登録の際の要件」に改められました。
※2021年(令和3年)より、受付が原則として「インターネットによる受付」となりました。

受験申込受付

受付期間:2021年4月1日(木)午前10時~2021年4月15日(木)午後4時

受付方法:インターネットによる受付

受験票の発行

発行日:2021年6月25日(金)

※マイページからダウンロードして印刷しておくこと

設計製図の課題の発表

発表日:2021年7月21日(水)

合格者の発表日

「学科の試験」発表日:2021年9月7日(火)

「設計製図の試験」発表日:2021年12月24日(金)午前9:30

事前準備

この章では、試験申し込み前に準備できる項目について説明します。

受験資格証明書

受験資格は建築士法第14条で定められており、具体的には以下の4通りです。

①大学、短期大学、高等専門学校、専修学校等において指定科目を修めて卒業した者
②二級建築士
③建築設備士
④その他国土交通大臣が特に認める者(外国大学を卒業した者等)

多くの人が取得する①、②の資格の準備物について説明します。

①大学、短期大学、高等専門学校、専修学校等において指定科目を修めて卒業した者

準備物:「指定科目修得単位証明書・卒業証明書」

普通の卒業証明書とは異なるため注意が必要です。

また、学校によるかもしれませんが、発行に1、2週間かかることもあります。受験申込書提出間際に申請すると間に合わない可能性があるため要注意です。

可能であれば、学校卒業時に発行しておくことをおすすめします。

※旧書式(2019年(令和元年)以前の書式)だと認められません。

②二級建築士

準備物:「二級建築士免許証の写し」

手元にある二級建築士免許証をコピーすれば良いので、容易に準備できます。

写真ファイル

写真サイズ:幅665・高さ915ピクセル

印刷物ではなく、データが必要です。

受付トップ画面に「顔写真切り取りツール」があるため、スマホで撮影した写真で良いらしいです。

※2021年(令和3年)から必要となる準備物です。

メールアドレス

受付には、メールアドレスが必要です。

試験会場の変更、災害等による再試験の案内及びその他の重要なお知らせ等については、受付で使用したメールに案内されます。

迷惑メール設定をしている場合は「@jaeic-shiken.jp」からのメールを受信できるように設定しておく必要があります。

※2021年(令和3年)から必要となる準備物です。

受験手数料

金額:17,000円(手数料除く)

決して安くはない額のため、あらかじめ準備しておいた方が良いかと思います。

支払い方法はクレジットカード決済もしくはコンビニエンスストア決済のどちらかです。

一級建築士試験受験申込方法のまとめ

本記事では、一級建築士試験受験申込方法について解説しました。

どんなに勉強していても申し込みが正しくできていなければ、そもそも受験ができません。

基本的に4月の試験申し込みと6月の受験票印刷さえ正しくできていれば、後は流れで勝手に進んでいきます。

受験資格証明書等の事前準備もあるので、遅くとも3月中旬頃には申込準備を進めておくと安心です。

それでは。